“I know where I’ve been”　ミュージカル「ヘアースプレー」より

オーランド銃乱射事件から１週間経ちました。この間、音楽を聴く気になれませんでしたが、インターネットでカナダのトロントで行われていた「プライドトロント」の記事を読んでいて、“I know where I’ve been”を歌いたくなりました

ミュージカル「ヘアースプレー」の舞台は１９６０年代初頭のアメリカのボルチモア。主人公トレイシーは歌とダンスが好きなちょっとおデブな白人の女子高生。毎日学校から帰っては、テレビの音楽番組を観ながら、歌って踊っていた。この番組に毎月１回あったニグロデイをなくそうという話がスポンサーから出て、トレイシーはそのことに講義するデモに参加します。その時にニグロデイの女性司会者が参加者とともに歌うのが、“I know where I’ve been”です。

https://www.youtube.com/watch?v=H-2He8cNHdw

日本語訳　ひろし・シングス

夜が私の肌のように暗くても、行き先を示してくれる一筋の光が見える

遠くで「どうして？」と泣いている声が聞こえる

私はその答えを見つけることができることを祈っている

私は私がこれまでたどってきた道を信じているから

私たちはこれまで多くのものを失ってきたけれど

大きな価値のあるものを獲得してきた

これからも勝ち取っていかなくてはならない闘いがあり、

夢があり、誇りがある

リスクもあるけれど、チャンスもある

私たちには明日に向かう誇りがある

ただ座っていることはもうやめよう