「本質のＨＩＶ」

　　　ポール　Ｅ．サックス編　
　　　メディカル・サイエンス・インターナショナル　2015

　　　https://www.medsi.co.jp/books/products/detail.php?product_id=3478

この本はアメリカで出版されたものの訳書ですが、その「注意」には、「本書は正確で実践的、専門家によるＨＩＶ感染の評価と治療のガイド本だ。」と書かれています。

訳者の岩田健太郎さんは

「日本ではＨＩＶ／ＡＩＤＳ患者は数万人規模で存在するといわれ、現在も毎年、新規患者がみつかっています。予後が改善されたということは患者が長命になったということであり、新規患者が続いているということは、患者総数は増え続けているということです。今後も（残念ながら）患者は増え続けていくことでしょう。よってＨＩＶ／ＡＩＤＳにかかわる医療者は増え続けていくことでしょう。（中略）本書のエッセンス「変わらないところ」をぜひ吸い取っていただき、さらに新たな知見も加え続け、ＨＩＶ／ＡＩＤＳ診療にコミットしていただく方が１人でも増えていただければ幸いです。」と書いていらっしゃいます。